笹谷工業株式会社

中・大物鋳鉄鋳物(銑鉄鋳物)の設計から
模型製作・鋳造・機械加工・完成品までの一貫生産

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先輩からのメッセージ

インタビュー

造形班

造形班

造型班は、鋳造に欠かせない鋳型づくりを担当しています。模型を砂(フラン樹脂)に埋め込み砂型を作り、いったん分割して模型を取り出し、砂型の内側に専用の塗料を塗って再び型を組み合わせる型被せを行い、鋳型を完成させます。作業は模型班から提示される指示書に基づいて進めますが、造型の現場を知っているからこそ気づくこともあります。もっとこうした方が良いのでは?という意見が言いやすく、また積極的に採用されます。言われたことをやるだけでなく、自分の提案が採用されて実を結ぶことにやりがいを感じています。

同じことをしても不具合が出て原因追及が難しいことから、“鋳物は魔物”ともいわれます。いろいろな難しさがある鋳物づくりですが、造型班では今後、造型スキルをわかりやすく数値化する取り組みを進めて、品質や作業効率の向上、技術者育成にも生かしたいと考えています。

私は異業種から転職したので、同様に転職し入社した森君の状況はよくわかります。職場といえども家族的な雰囲気を大切に、わからないことがあれば何でも聞きやすい職場にしたいですね。また何より重視しているのは部下の安全です。全員が安全に毎日業務を終えられる職場にすることも私の目標です。

造形班

サービス業から転職して入社し4年目、鋳物づくりの最初の工程となる造型に取り組み続けてきました。入社間もない頃は何もわからず、言われたことをやるのに精一杯でした。3年ほど過ぎた頃からようやく、自分の仕事のやり方次第で、次の工程の作業負担の軽減や効率アップにつながるとわかってきました。今は自分の仕事の品質が、最終的に製品の品質に影響を及ぼすことを意識して、目の前の作業に取り組んでいます。工程の流れの先まで考えて行動し、そのことで「ありがとう」と言ってもらえたときはうれしかったですね。

班長や先輩たちは、私にとっては“お兄ちゃん”のような存在です。みなさんにかわいがってもらいながら成長し、プライベートなことも相談できるアットホームな職場です。わからないことは遠慮せずいつでも聞いていますが、週1回ミーティングがあるので、そこでは先輩たちが揃って疑問に答えてくださり頼もしいです。

造型の現場で着実にスキルやノウハウを培って、将来的には鋳造工程全体を考え、方案設計できる人材を目指したいです。あらゆるものづくりの基盤を支える鋳造に一緒に挑む新しい仲間が増えることを楽しみにしています。